ペキニーズ③麗しい姿を保つには
ペキニーズは貴族に愛されたマイペースで運動量の少ない大人しいわんこ🐶
もちろん、個体差があって中には元気ハツラツ活発ペキニーズもいるとは思います。
大人しいペキニーズであれ、活発ペキニーズであれ、豊かな被毛を持っているのは違いありません。
そこで今回はペキニーズの姿を麗しく保つケアについて学んでいきましょう✎
ペキニーズの被毛は、ポメラニアンやダックスフンドと同じく、アンダーコートとカバーコートの二重構造となっています。
そのため、基本的にはアンダーコートを取り除いてあげることが大切です💡
アンダーコートを取り除くにはブラッシングが一番簡単ですが、ペキニーズの場合は他の毛の長い子達と違ってスリッカーブラシは使用しません。スリッカーブラシで梳いてしまうと毛が切れてしまうのです。
代わりに、毛足が長めのピンブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。ピンブラシでのブラッシングはホコリなどの汚れを落とす程度の意識で大丈夫です😊
ピンブラシでホコリを落としてから次はコームでもつれ毛を探します。コームの目は粗目から始め、全体的にチェックを終えたら細かい目のコームで梳かしましょう。
コームで梳かしているときに引っかかったら無理矢理引っ張ることはしないでください。愛犬に痛い思いをさせてしまいます😔
もつれ毛がコームに引っかかったら毛の根本を抑えながらゆっくりと梳かしていきましょう。
もし、コームでほぐしきれなかったときはハサミでカットすることになりますが、広範囲を切りすぎて剥げてしまわないように要注意です。初心者であれば素直にペットサロンにお任せしてしまうのも一つの手です🙆
他にもペキニーズを麗しく保つには目や耳を清潔に保つことも大切です。
目の周りに関しては、毎日目頭のあたりを拭いてあげるだけでもいいそうです。目のお手入れを怠っていると、涙が目の周りの皮膚に残り、参加して臭いを放つことに。
そのため、毎日優しく拭いてあげることで臭い対策となるのです😊
耳のお手入れも目のお手入れと同じくらい重要です。タレ耳でかつ長い毛のおかげで耳の中は蒸れやすいため、汚れがたまりがちです😨
たまに耳をめくって中の状態を確認し、汚れているな、と思ったらコットンに水溶性のクレンジングを染み込ませて拭いてあげるとよいそうです🌿
ただし、必ず水溶性で、なおかつクレンジングの合う合わないがあるのでパッチテストのように、少しだけ拭いてみるなどしてから実践してくださいね⚠
愛しのわが子であればどんな姿でも可愛い…と思ってしまう飼い主も多いでしょう。
それでも、毛並みが整っていて目ヤニもなく耳汚れもないほうがより可愛く感じるでしょう😊
それに、お手入れをするのは見た目が整うだけでなく病気の予防にも繋がります。毎日のコミュニケーションの一環としてケアしていきたいですね🍀
本日のテーマはここまで📕
ペキニーズについての学びも今回まで。次回からはまた別のテーマで学んでいきたいと思います!
ペキニーズ②マイペースなペキニーズとの上手な生活
前回の記事を書くまでは街中で見かけた鼻ぺちゃさん達を狆だと思っていましたが、本当はペキニーズだったのかどうか…。
今となってはわからないところですが、そうだとするとペキニーズを飼っている方は結構多くいらっしゃいますね。
そこで今日はペキニーズと生活する上で役立つ情報を学んで行きたいと思います🐶
ペキニーズの性格
ペキニーズの性格は個体差もあるでしょうが基本的におおらかでマイペースです。
犬だけれど猫に似ている、と考えれば想像しやすいかもしれません。猫と言えば、自分がかまって欲しいときは人にすり寄っていき、そうじゃないときは知らん顔。もしくは猫パンチ🐾
ペキニーズも似たようなもので、他の犬と比べて人にすり寄ることは多くありません。多くはありませんが、すり寄ってきたときは思い切り構ってあげましょう💮
マイペースな性格はご飯時にも現れます。多くのわんこはご飯となれば「早く食べたい!ご飯嬉しい!」とガツガツ食べに来ることもあるでしょう。
ただ、ペキニーズはマイペースを発揮してご飯が出されても食べる気分でなければすぐには食べません。食べたくなったときに食べるのでご飯を食べないからと言ってすぐに器を下げないほうがベターです🍚
わんこはご飯をガツガツ食べる姿も可愛らしく見える上に元気な証拠のようにも感じ取れるので、できればガツガツしてほしいでしょうがペキニーズに対しては辛坊勝負です☺
ちなみに我が家のわんこはペキニーズではないですがご飯にがっつかない子です。ご飯を食べないことに心配してふりかけなどを掛けてしまうともう大変。
ふりかけ無しでは食べなくなってしまうので皆さまお気をつけください😱
ペキニーズの運動量
ペキニーズは貴族たちに愛され可愛がられてきた優雅なわんこです。狩猟犬や牧羊犬と違い走り回る機会は大変少ない犬種でした。
そのため、ペキニーズの運動量はさほど多くはありません。そのため、今まで取り上げてきたコリーやダックスフンドとはちょっと違いますね💨
では運動量が少ないのであれば散歩も必要ないかと思うかもしれませんが、それはまた少しべつの話。
散歩することは運動だけでなく、愛犬の気分転換にも繋がります。毎日少しの散歩でいいので一緒に外にでかけてあげてください😊
ペキニーズはマイペースながらも大人しい性格で、運動量も多くないため飼いやすい犬種かもしれませんね。
ただ、ペキニーズを思い出して分かるとおり、毛はフサフサロングのため抜け毛やお手入れは他の子よりも大変かも?😓
本日の学びはここまで📕
次回も引き続きペキニーズについて学んでいきます!
ペキニーズ①鼻ペシャが愛らしい🐶ペキニーズの歴史
鼻がペシャっとして、髪の毛はフサフサで愛らしくありつつ優雅な姿がなんとも愛らしいわんこです🐶日本の狆(ちん)とも似ています。
今日からはそんなペキニーズについて学んでいくのですが、初日はペキニーズの歴史から。
ペキニーズの出身は、カタカナ名なことからヨーロッパやアメリカを想像する人も多いのではないでしょうか。
実際は、遡ること二千年と二百年前の中国、秦の始皇帝時代から歴史があるとか。
つまりは、ペキニーズは中国出身のわんこなのです🐶しかも、古くは聖犬として育てられて門外不出でした。
秦の始皇帝の時代から愛されているペキニーズですが、なんと中国から旅立ったのが19世紀になってから。
イギリスが中国と戦ったときに、国に持ち帰ったことがきっかけで世に広まっていくきっかけとなりました。
ただ、イギリスに持ち帰られたあとも貴族に愛されたため、数十年は人の目に触れることはありませんでした。
公の場にお披露目されたのは20世紀になってからです。紀元前から存在していことを考えると、かなり最近の出来事ですよね😵
それほどペキニーズの魅力に惹きつけられていたってことですね😊
ペキニーズが世に出てからはイギリス、アメリカで様々な変貌を遂げていきました。
日本に始めてペキニーズが来たのは19世紀半ばで、アメリカからやってきました🚢
日本に来てすぐのときには8千頭以上も飼われている時期があり、日本でもとても人気の犬種となりました。
そこから一時期は8百頭ほどまで減ったときもありましたが、今では3千頭まで増え人気を取り戻してきました。
ペキニーズは高貴な人々に愛されてきたことから、穏やかな性格であまり吠えないため飼いやすい犬種だと人気が戻ってきたようです☺
ペキニーズの歴史についてはここまで📕
次回も引き続きペキニーズについて学んでいきます。
ダックスフンド③かかりやすい病気💉
ダックスフンドがかかりやすい病気とケガの予防🐶
犬にはそれぞれ身体的特徴がありかかりやすい病気やしやすいケガなどがあります。
それらは遺伝的なものもありますが、日常生活で気をつけると防げるものもあります。
それぞれ学んで愛犬のために快適な環境を作ってあげましょう。
短足犬種と言えばよく聞く病気が椎間板ヘルニアではないでしょうか。
そもそも、ダックスフンドは四肢の骨が正常に発育しない軟骨形成不全の遺伝子が発見されてから産まれた犬種です。
四肢の骨が発育しないおかげで手足の短さを手に入れ、アナグマなどの狩猟犬として活躍していたのです。
その短い手足が原因で椎間板ヘルニアを発症しやすいのかというとそうではなく、椎間板ヘルニアになる遺伝子が発見されたそうです。
そのため、椎間板ヘルニアは遺伝的病気にはなりますが、できるだけ発症しないように環境を整えることはできます。
まずは、滑らない床を提供すること。カーペットを敷いたり犬用の滑り止めマットを敷いたり工夫を凝らす飼い主さんも多いでしょう。
カーペットを敷く他にはフローリングワックスと同じ様なもので犬用の滑り止め剤などがあるので、カーペットを敷くことが出来ない場所に試してみてもいいかもしれません🙆
床を滑りづらくする次に行いたいのが段差をなくすこと。例えば、ソファが置いてある家であればソファに登らせないように躾ける、もしくは犬用をスロープを設置してあげましょう。
高い所に飛び乗る・飛び降りる行為は足腰に負担をかけてしまいます。昔から乗り降りしていたから大丈夫、と対策せずにいるとある日突然発症してしまう可能性もあるため注意してください😵
椎間板ヘルニアは遺伝性の病気で予防も難しいですが、できる限り発症しないように生活環境を整えてあげましょう。予防しきれず、発症してしまった場合は速やかに病院へ。
早めに対処することも予防と同等にとても大切です🏥
皮膚の病気
椎間板ヘルニアは注意している飼い主さんも多いでしょうが、ダックスフンドは皮膚の病気にも弱い犬種です。
どういった皮膚の病気があるのかというと、遺伝によるもの、免疫異常によるもの、ホルモン異常によるものがあります。今回は遺伝による皮膚の病気について学びましょう。
遺伝による皮膚の病気
淡色被毛脱毛症
病名の通り、淡い色の被毛が抜けてしまう病気です。この病気にかかりやすいのが2色の毛色を持つ子たちです。
予防も治療も難しいため、もし発症した場合は日頃のシャンプーやブラッシングを優しく慎重に行ってあげましょう。
パターン脱毛症
耳や首、後ろ足など特定の部位で左右対称に毛が抜ける病気です。炎症などが伴うことはありませんが、抜けた部分で色素沈着が起こることもあります。
現時点では治療方法はありませんが、今後医療が発達することによって治療法が見つかるかもしれませんので病院で相談しましょう🏥
エーランス・ダンロス症候群
皮膚が柔らかくもろくなる病気です。通常よりも弱い刺激で皮膚が切れてしまったりするため、環境にも特に配慮が必要となります。
自分自身で引っ掻いてしまってケガをすることもあるので、ケガをしている部分がないか頻繁にチェックしてあげましょう。
皮膚が柔らかく伸びるな、と感じたらすぐに病院に相談に行ってください。
遺伝性の病気となると予防することが難しいのが一般的です。そのため、発症してからの対応がとても大切なことも。
あまり痛そうにしていないから今は大丈夫、と病院に連れて行くのを先延ばしにすると取り返しのつかないことになることも。
わんこ達は話すことが出来ません。私たち飼い主がきちんと知識を持って対処することがとても大切です。
わんこの様子をしっかりと確認して、一緒に健康に過ごせるようにしていきましょう😊
今回はここまで📕
次回からはまた別のテーマで学んでいきたいと思います。
ダックスフンド②被毛の特徴とお手入れについて
ダックスフンドの被毛🐶
まず、ダックスフンドには毛質の違った子が3種類おり、それらの紹介からしていきましょう。
スムースヘアー
毛が短くさっぱりした印象を与える毛質です。最も古い歴史を持つ種類がスムースヘアーの犬種となります。
ロングヘアー
毛が長くフサフサとした印象を与える消しつです。最もポピュラーな種類と言えるでしょう。ロングヘアーの子たちはスパニエル種との交配で産まれたそうです💡
ワイヤーヘアー
長さはスムースとロングの間くらいで、手触りが硬めな毛質の種類です。テリアとの交配から産まれたことから顔つきがテリアに似ています☺
3種類それぞれどの子も毛質は異なっていても構造は一緒で、二層構造の被毛となっています。
二層構造とは、アンダーコートとガードコートの二層の被毛で成り立っています。一般的に毛が抜けやすいと言われているポメラニアンやスピッツも二層構造の犬種です。
逆に抜け毛が少ないと言われているプードルなどは一層構造、シングルコートと呼ばれる構造となっています。
アンダーコートとガードコートにはそれぞれ役割があります。アンダーコートは基本的には体温調節のためにあります。そのため、季節によって生え変わるので抜け毛が多くなります。
ガードコートは紫外線や熱などの刺激から守ってくれる役割があります。ガードコートも抜け毛となりますが、古くなった毛のみが抜けます。基本的にはガードコートを短くするのは、刺激から守る役割があると考えるとあまり良くありません。
そのため、夏の暑さ対策にと思いサマーカットでバリカンを使用して一様に短くしてしまうと逆効果なことも。
では、どのようにお手入れしていくのがいいのか…😓お手入れ方法について学んでいきましょう。
スムース、ロング、ワイヤーのそれぞれ毛質が異なるためお手入れの仕方も異なってきますが、どの子もトリミングナイフを使用したお手入れが必要となります。
トリミングナイフという名前を聞くとナイフの様な鋭利な刃物でカットする必要があるのかと勘違いしそうですね。
実際はトリミングナイフというと、ブラシのようなもの。細かい目のものと荒い目のものがあります。
おうちでケアしてあげる分には荒い目のトリミングナイフだけでも十分です🙆
トリミングナイフでケアするときに注意が必要なのが、ナイフを身体に沿わせて使用することです。
立てて使用してしまうと毛が切れて愛犬が痛い思いをしてしまいます😨
自分の家で行うのが難しければ、知識のあるトリミングサロンに依頼すると安心です。
トリミングについては月に一度トリミングサロンに連れて行くことですが、それとは別に、お風呂にいれてあげる必要もあります。
お風呂にいれてあげる理想の頻度は半月に一度。ただし、適切な入れ方で洗ってあげ、きちんと乾かしてあげる必要があります。
乾かすときにはブラシを使って毛流れに沿って乾かしてあげると良いでしょう🙆
最後に、乾いたかな?と思ったところで冷風をあてながら全身に触れ、冷たく感じるところがないか確認します。
冷たく感じるところがあればそれはまだ乾いていない証拠です。再度乾かしてあげましょう🌿
では今回はここまで📕
次回も引き続きダックスフンドについて学んでいきましょう!
ダックスフンド①短い手足のわんこ🐶ダックスの歴史について
みなさんこんにちは☀
今日から新しいテーマを学んでいきます。
今回からのテーマはダックスフンドについて。
ダックスフンドは実家で飼っているためとても大好きな犬種です。
短い手足でパタパタと歩く姿がとても愛らしくて愛らしくて…
それでもダックスについて詳しく学んだ機会はないのでこの機会により深く知っていこうと思います。
ダックスフンドの歴史
ダックスフンドはもともと狩猟犬だったことは皆さんご存知でしょうか🐶
アナグマなどを狩るときに、短い手足のおかげで巣穴に入り込むことができて大活躍していました。
そんなダックスフンドですが、古くはエジプト時代にも存在しているなどと言われています。
ただ、本当か嘘かどうかはわかりませんが…。中世の頃に、ドイツで狩猟犬と活躍していたことは明確なため、ダックスフンドはエジプト原産ではなくドイツ原産だと言われています。
最近街で見かけるダックスフンドはほとんどがミニチュアサイズもしくはカニヘンサイズとなっています。
ダックスフンドを見かけて、大きいわんこだなぁ、と思うことは少ないはず。
ただし、本来のダックスフンドはミニチュアサイズではありませんでした❎
狩猟犬として活躍していた時代に、より小さな巣穴に入れるように改良されていき、現在のミニチュアダックスとカニヘンダックスが誕生したのです。
同じダックスフンドでも、毛がとても短い子や長い子が居ますよね。それは、スムースヘアー・ロングヘアー・ワイヤーヘアーと種類が違うためです。
スムースヘアーよりもロングヘアーのほうがよく見かける気がしますね🙆
元々はサイズが今よりも大きく、髪の短いスムースヘアーが最も重宝がられていました。
しかし、狩猟方法も異なってくると逆に毛が長くて水中で作業のできる、ロングヘアーのダックスが重宝がられるようになってきました。
ロングヘアーだと長い毛が水を直接皮膚にあてないように守ってくれます。そのため、水中に逃げた動物を追いかけることに適すようになったそうです。
そんな狩猟がお得意のダックスですが、日本はもちろんイギリスやアメリカでも狩猟犬としては飼われていません。
愛玩犬として人間と一緒に生活をして癒やしを提供しています🌿
ただ、愛玩犬として飼われているとは言え、元々狩猟犬だった遺伝的能力は代わりありません。
そのため、思いっきり走らせるなど身体を存分に動かしてあげることが大事になってきます😊
短い手足で獲物を追いかけていた姿を想像するとギャップを感じてしまいますね。
本日のテーマはここまで📕
次回も引き続きダックスフンドについて学んでいきましょう✎
コリー④コリーがかかりやすい病気ってなに?
みなさんこんにちは☀
今日も引き続きコリーについて学んでいきましょう。
今日は愛しのわが子と生活していく上で、できればかかるのを避けたい病気のお話です🍃
そのなかでも特にコリーがかかりやすい病気を見ていきましょう。
コリーがかかりやすい病気ってなに?
コリー・アイ
病名にコリーと名付けられている通り、コリーやシェトランドシープドッグなどの特定の犬種がかかりやすい病気です。
かかりやすい、というと後天的なイメージとなりますが、コリー・アイは遺伝的に持って産まれてくる病気です。
そのため予防する方法はなく、遺伝子検査で確かめることしか出来ません😖
病気の症状としては、コリー・アイと呼ばれるように目に現れます。網膜や強膜など目周辺の組織に欠損がある状態です。
網膜や視神経に症状があると、症状がある方の目は見えない状態、つまり失明状態となります。
基本的には両目ともにコリー・アイを発症することはありません。
そのため、片目だけ目が見えない状態となっているため、遠近感がつかめず物にぶつかってしまったりするかもしれないので、その場合は愛犬から目を離さないようにしてあげてください。
また、同じコリー・アイでも強膜や脈絡膜などの欠損であれば目が見えない状態にはなりません。
網膜なのか強膜なのか、はたまた視神経にコリー・アイが発症しているのか、遺伝子検査をおこなうことで分かるので、一度検査を受けてみましょう🙆
日光性皮膚炎(コリー・ノーズ)
日光性皮膚炎、通称コリー・ノーズはコリー特有の病気ではありませんが、コリーが特にかかりやすいためそう呼ばれています。
どのような症状が起きるのかというと、目や鼻の周りの皮膚が赤くなり、悪化していくと出血することもあります。さらに悪化が進むと筋肉まで炎症がすすんでしまうことも…。
そうなる前に、病院を受診することが大切です🏥ステロイド薬を服用することで症状も緩和されていくでしょう。
コリー・ノーズですが、コリー・アイと同じく遺伝する病気のため予防することは難しいでしょう。
それでも発症をしにくくするためには、紫外線を浴びる時間を少なくすること、ビタミンEを摂取することなどが上げられます。
紫外線を完全に避けるのは難しいですが、散歩に行く時間を朝早い時間にしたり、夜にしたりして工夫してみてください☺
胃捻転
最後に紹介するのが胃捻転、胃がねじれる病気です。コリー特有ではないですが、大型犬によく見られる病気です。
胃捻転は発症から数時間以内に処置をほどこさないと死に至る可能性が高くなるとても恐ろしい病気です。
そうならないためにも、早期発見がとても重要。
エサを食べたあとに、座っては立って、座っては立ってとウロウロし始めたり、吐きそうな動きをしても何も吐かないなどの様子を見せ始めたら要注意。
さらに、ぐったりと苦しそうな様子であればすぐに動物病院へつれていきましょう。夜だとしても、夜間開いている病院を探してつれていきましょうね。
胃捻転は発症すると何度も繰り返すので予防するための手術もあります。
ヒヤリと冷や汗をかくくらいならば、手術をすることで安心を得るのも一つの手かもしれません。
本日のテーマはここまで📕
コリーに関しては今日までの学びとなります。
次回からはまた別の犬種について学んでいきますので、皆様どうぞよろしくお願いします🍀