コリー④コリーがかかりやすい病気ってなに?
みなさんこんにちは☀
今日も引き続きコリーについて学んでいきましょう。
今日は愛しのわが子と生活していく上で、できればかかるのを避けたい病気のお話です🍃
そのなかでも特にコリーがかかりやすい病気を見ていきましょう。
コリーがかかりやすい病気ってなに?
コリー・アイ
病名にコリーと名付けられている通り、コリーやシェトランドシープドッグなどの特定の犬種がかかりやすい病気です。
かかりやすい、というと後天的なイメージとなりますが、コリー・アイは遺伝的に持って産まれてくる病気です。
そのため予防する方法はなく、遺伝子検査で確かめることしか出来ません😖
病気の症状としては、コリー・アイと呼ばれるように目に現れます。網膜や強膜など目周辺の組織に欠損がある状態です。
網膜や視神経に症状があると、症状がある方の目は見えない状態、つまり失明状態となります。
基本的には両目ともにコリー・アイを発症することはありません。
そのため、片目だけ目が見えない状態となっているため、遠近感がつかめず物にぶつかってしまったりするかもしれないので、その場合は愛犬から目を離さないようにしてあげてください。
また、同じコリー・アイでも強膜や脈絡膜などの欠損であれば目が見えない状態にはなりません。
網膜なのか強膜なのか、はたまた視神経にコリー・アイが発症しているのか、遺伝子検査をおこなうことで分かるので、一度検査を受けてみましょう🙆
日光性皮膚炎(コリー・ノーズ)
日光性皮膚炎、通称コリー・ノーズはコリー特有の病気ではありませんが、コリーが特にかかりやすいためそう呼ばれています。
どのような症状が起きるのかというと、目や鼻の周りの皮膚が赤くなり、悪化していくと出血することもあります。さらに悪化が進むと筋肉まで炎症がすすんでしまうことも…。
そうなる前に、病院を受診することが大切です🏥ステロイド薬を服用することで症状も緩和されていくでしょう。
コリー・ノーズですが、コリー・アイと同じく遺伝する病気のため予防することは難しいでしょう。
それでも発症をしにくくするためには、紫外線を浴びる時間を少なくすること、ビタミンEを摂取することなどが上げられます。
紫外線を完全に避けるのは難しいですが、散歩に行く時間を朝早い時間にしたり、夜にしたりして工夫してみてください☺
胃捻転
最後に紹介するのが胃捻転、胃がねじれる病気です。コリー特有ではないですが、大型犬によく見られる病気です。
胃捻転は発症から数時間以内に処置をほどこさないと死に至る可能性が高くなるとても恐ろしい病気です。
そうならないためにも、早期発見がとても重要。
エサを食べたあとに、座っては立って、座っては立ってとウロウロし始めたり、吐きそうな動きをしても何も吐かないなどの様子を見せ始めたら要注意。
さらに、ぐったりと苦しそうな様子であればすぐに動物病院へつれていきましょう。夜だとしても、夜間開いている病院を探してつれていきましょうね。
胃捻転は発症すると何度も繰り返すので予防するための手術もあります。
ヒヤリと冷や汗をかくくらいならば、手術をすることで安心を得るのも一つの手かもしれません。
本日のテーマはここまで📕
コリーに関しては今日までの学びとなります。
次回からはまた別の犬種について学んでいきますので、皆様どうぞよろしくお願いします🍀