ダックスフンド②被毛の特徴とお手入れについて
ダックスフンドの被毛🐶
まず、ダックスフンドには毛質の違った子が3種類おり、それらの紹介からしていきましょう。
スムースヘアー
毛が短くさっぱりした印象を与える毛質です。最も古い歴史を持つ種類がスムースヘアーの犬種となります。
ロングヘアー
毛が長くフサフサとした印象を与える消しつです。最もポピュラーな種類と言えるでしょう。ロングヘアーの子たちはスパニエル種との交配で産まれたそうです💡
ワイヤーヘアー
長さはスムースとロングの間くらいで、手触りが硬めな毛質の種類です。テリアとの交配から産まれたことから顔つきがテリアに似ています☺
3種類それぞれどの子も毛質は異なっていても構造は一緒で、二層構造の被毛となっています。
二層構造とは、アンダーコートとガードコートの二層の被毛で成り立っています。一般的に毛が抜けやすいと言われているポメラニアンやスピッツも二層構造の犬種です。
逆に抜け毛が少ないと言われているプードルなどは一層構造、シングルコートと呼ばれる構造となっています。
アンダーコートとガードコートにはそれぞれ役割があります。アンダーコートは基本的には体温調節のためにあります。そのため、季節によって生え変わるので抜け毛が多くなります。
ガードコートは紫外線や熱などの刺激から守ってくれる役割があります。ガードコートも抜け毛となりますが、古くなった毛のみが抜けます。基本的にはガードコートを短くするのは、刺激から守る役割があると考えるとあまり良くありません。
そのため、夏の暑さ対策にと思いサマーカットでバリカンを使用して一様に短くしてしまうと逆効果なことも。
では、どのようにお手入れしていくのがいいのか…😓お手入れ方法について学んでいきましょう。
スムース、ロング、ワイヤーのそれぞれ毛質が異なるためお手入れの仕方も異なってきますが、どの子もトリミングナイフを使用したお手入れが必要となります。
トリミングナイフという名前を聞くとナイフの様な鋭利な刃物でカットする必要があるのかと勘違いしそうですね。
実際はトリミングナイフというと、ブラシのようなもの。細かい目のものと荒い目のものがあります。
おうちでケアしてあげる分には荒い目のトリミングナイフだけでも十分です🙆
トリミングナイフでケアするときに注意が必要なのが、ナイフを身体に沿わせて使用することです。
立てて使用してしまうと毛が切れて愛犬が痛い思いをしてしまいます😨
自分の家で行うのが難しければ、知識のあるトリミングサロンに依頼すると安心です。
トリミングについては月に一度トリミングサロンに連れて行くことですが、それとは別に、お風呂にいれてあげる必要もあります。
お風呂にいれてあげる理想の頻度は半月に一度。ただし、適切な入れ方で洗ってあげ、きちんと乾かしてあげる必要があります。
乾かすときにはブラシを使って毛流れに沿って乾かしてあげると良いでしょう🙆
最後に、乾いたかな?と思ったところで冷風をあてながら全身に触れ、冷たく感じるところがないか確認します。
冷たく感じるところがあればそれはまだ乾いていない証拠です。再度乾かしてあげましょう🌿
では今回はここまで📕
次回も引き続きダックスフンドについて学んでいきましょう!